会員様インタビュー

[2017-07-18] 「会員様インタビュー」 No.019[横乗り工房CrazyMonkey 代表 武田 諭様]

「会員様インタビュー」 No.019[横乗り工房CrazyMonkey 代表 武田 諭様]

今回の会員様インタビューは、「淡路島に若者を増やすことで地域活性の役に立ちたい」
 
という想いで「初めてでも簡単に乗ることができて楽しめるマリンアクティビティ」
 
として近年世界的に流行している「SUP(サップ)Stand Up Paddleboard)」
 
をいち早く淡路島に取り入れ日々奮闘しているクレモンことCrazy Monkey代表の
 
武田諭さんの話を伺いました。
 
 
事務局:「武田諭さん、本日はよろしくお願いします。早速ですが、武田諭さんの
 
これまでの生い立ちを教えてもらえますでしょうか。
 
武田論代表:「はい、南あわじ市の北阿万という地域の専業農家である実家に生まれ、
 
小中校と淡路島で過ごしました。小学校のころから『将来はスポーツ選手になる』と
 
決めて野球に熱中していました。中学校は『陸上部』に転身し特に『走り幅跳び』
 
の種目では島内1の記録を叩き出したこともあります。その後地元の『三原高校』
 
に通うのですが、『何でもこなしてしまう父親』の影響もあり『多くのジャンルの
 
スポーツを極めたい』という想いが高まり高校時代は『バレーボール』に入れ込んで
 
いました。入学後の1年生の時に『新人戦でのレギュラー』の座を獲得したのですが、
 
大会直前にとあるハプニングで足を負傷し出れなかったり、やっと治ったところで
 
次も同じようなハプニングで足を負傷し、同じく出場できず、最後の大会には
 
出場できたものの、試合終了間近の出場で1度もボールにさわれず高校時代の
 
バレーボール人生は幕をとじました。」
 
 
事務局:「壮絶な高校時代だったのですね。そのような困難を乗り越えて今の
 
武田論さんがあるわけですね。続きを聴かせて頂けますか?」
 
武田論代表:「高校を卒業し、以前実家を両親が新築したときに現場に来ていた
 
大工さんの姿にあこがれ『大工になろう』と思って、1年間大阪で1人暮らししながら
 
予備校に通い、その間いろいろありながら福岡にある大学に入ることになり、
 
中途半端であった『バレーボールをやり切りたい』と『バレー部』に入部し、
 
3年間没頭していました。実はこの大学がスポーツで有名な大学でして、
 
全国的にも強いバレー部でして、スポーツ推薦で入部したメンバーばかりだった
 
ために一般で入部できたのは自分だけという過酷な環境だったのですが、持ち前の
 
根性と気合で3年間続けてきました。その後とあるきっかけで『スノボ』に出逢う
 
ことになり、当時世の中に出始めだった『スノボ』の面白さにはまり、
 
『これだけ面白いスポーツをもっと多くの人に広めたい』という想いが高まり、
 
将来『スノーボードショップを持とう』と決意を決めました。
 
大学卒業後には当時お世話になったショップで4年間世話になり、商売の基本を学ぶこと
 
ができました。そして地元淡路島に戻り、独立に向けて『現場を知ろう』ということで
 
夏は淡路島で仕事をして冬場は北海道の山にこもりながら稼ぐ、という生活を送って
 
いました。そして、いよいよショップを作ることになり、当初は人が多い『洲本エリア』
 
と考えていたのですが予算の関係で実家の敷地内にあった『玉ねぎ小屋』を父と一緒に
 
改装し、畑の真ん中に『スノーボードショップ』をオープンしたのです。」
 
 
事務局:「念願かなってご自身のお店を持つことができたのですね。おめでとうございます。
 
その後、現在に至るまでの話を聴かせて頂けますか?」
 
武田論代表:「あるとき高校時代の仲間と地元で飲む機会があった際にみんな話すことが
 
『仕事のグチばかり』だったのですがその理由は『淡路島に楽しいことが無い』ことだと
 
思い、『淡路島に楽しいことが無ければ俺が作る!』と考え、『楽しいことをつくることで
 
若者をもっと淡路島に増やし、地元淡路島に貢献する』ことを決意し、その後も
 
お店のお客さんと一緒にBBQなどのイベントなどを定期的に行ってきました。
 
そしてあるとき、ショップに営業に来てくれた営業マンの方から『面白いものがある』と
 
紹介されたのが『SUP』だったのです。当時冬のスポーツとして『スノーボード』の
 
面白さを伝えることに加え『夏のスポーツ』を探していたところ、
 
『サーフィンよりも敷居が低く、誰でもすぐに乗ることができる』ということで
 
これだ、と即決し夏場のアイテムとして『SUP』を導入しました。
 
そして『SUP』の体験をやりだして本当に良かったと思うことが
 
初心者でもすぐに乗れるので『みんなが笑顔になってくれる』ということ。
 
そして、そんな皆さんの笑顔が今の『自分が頑張れる大きな原動力となっている』ことに
 
気づいたことです。これからも『淡路島に若者を増やし、淡路島を笑顔でいっぱいの場所に
 
するために』頑張っていきます。」


 
事務局:「武田論さん、ありがとうございました。」
 
皆さん、現在「Crazy Monkey」さんは南あわじにある『淡路じゃのひれアウトドアリゾート』
 
内で営業していますのでぜひ体験してみてください。
 
『淡路じゃのひれアウトドアリゾート』
所在地:兵庫県南あわじ市阿万塩屋町2660
「シーカヤック&SUP」
連絡先:090-1192-4981
http://www.janohire.co.jp/

 

『横乗り工房CrazyMonkey』

http://crazymonkey.ocnk.net/