会員様インタビュー

[2017-06-21] 「会員様インタビュー」 No.008[沖物産株式会社 入口武司様]

「会員様インタビュー」 No.008[沖物産株式会社 入口武司様]
今回の会員様インタビューは、誰からも愛されるMr.淡路島こと沖物産の入口武司さんです。
 
明治初期の創業から約140年、海産物問屋として創業された沖物産さん。
農畜水産物の輸入から加工・販売・卸売まで幅広く手掛ける沖物産の歴史と共に歩み続けてきた
名実共に立役者の入口さんにこの度新設された「新島加工場」で話を伺いました。
 

・事務局:「本日はお忙しいところお時間を頂きありがとうございます。早速ですが、入口さんは現在、どんな想いで仕事をされてますでしょうか。」

・入口さん:「食材が作られ、食べてもらうまでに関わる『生産する人』『加工する人』『運ぶ人』『調理する人』『提供する人』『食べてもらう人』まで流通の過程で関わる全ての人々が『楽しむこと』のできる仕事をしようと心がけて仕事をしています。」
 
・事務局:「入口さん、沖物産に入社された当時からそのような想いで仕事をされていたのでしょうか。」
・入口さん:「いえ、入社した当時は水産卸売などの仕事が中心でしたが30代の中ごろから食品関連の業務に携わり、その頃に
食品加工会社の『いかに低コストで』『いかに効率良く』『大量の商品を扱えるか』の方針に疑問を感じていました。
当然、大量に食材商品を取扱う『量販店』や『給食』等に卸売販売していくには必要なことなのですが、そこには『楽しい食事』はありません。
そんな中、40代後半の時に飲食店のルートセールスをしている際に出逢ったとある料理長から『料理を作るからにはお客様に感動してもらいたい』という一言を聞いたとき、ふち振り返ると『淡路島には良い食材がある』ことに気づき『この淡路島の食材をいろんな人に知ってもらい感動してもらいたい』という想いが生まれたのです。
そして『食べることは楽しいこと』であり、『つくり手から加工・流通・料理人・提供する人』がどんな想いでこの料理に携わっているかを考えながら食べるとより感動が増し食事が美味しくなる。だからこそ『関わる全ての人が楽しいかどうか』が重要だと思ったのです。」
 
・事務局:「入口さんありがとうございます。最後に今後個人的にやってみたいことは何ですか。」
・入口さん:「趣味はカメラ・釣り・ものづくり・絵、と多趣味なのですが、特にリタイアした後にはカメラで『淡路の人のいる風景』を撮り、後世に残していきたいと思っています。」
 
・事務局:「入口さん本日は貴重な話をありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。」
 
ご興味ある方はお気軽にお問合せください。
 
「沖物産株式会社」様
〒656-2131 兵庫県淡路市志筑3112-10
TEL 0799-62-6060